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なんとなくしかわかっていなかった塩ビ管について整理してみました。
塩ビ管。オーバーフロー水槽、大型のプロテインスキマーなどをお持ちの方ならお世話になっている管材ですね。しかし、意外とよくわからないことがいっぱいです。今回はその塩ビ管についてまとめてみました。(1ではアメリカなどのインチ表記は触れていません。)
13とか20という呼び方とVP、VUってなに?
塩ビ管を買いに行く時によく13ですか?16ですか?みたいに聞かれますが、そもそもこの13ってなんでしょう?
13とか、20とかは配管の呼び径(内径)単位はmmの事です。つまり13ってのは呼び径13mmの塩ビ管の規格の名称です。この塩ビ管はJIS規格で決められており、エルボとかチーズとか呼ばれる部品はどこのメーカーの製品でも適合します。
ちなみにVPというのは塩ビ厚肉管VUは塩ビ薄肉管を意味します。圧がかかる給水用がVP排水がVUで配管するように決まってます。アクアのオーバーフロー水槽も送りはVP排水はVUなのでわかりやすいです。下の表はVPの配管の寸法です。
| VP 13 | VP 16 | VP 20 | VP 25 | VP 30 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 呼び径(単位:mm) | 13 | 16 | 20 | 25 | 30 |
| 外径(単位:mm) | 18 | 22 | 26 | 32 | 38 |
上記の規格と許容差がJIS規格で定められており、JIS K6741(硬質塩化ビニル管)JIS K6742(水道用硬質塩化ビニル管)などに表記されていますので、どのメーカーでも適合します。例としてVP 13用のソケットは外径18mmが接続できるように作って有ります。13の規格ならVP 13とそれ用のパーツを組み合わせれば圧がかかっても水漏れしない配管を組む事ができます。次にソケットパーツなどの主な名称について紹介いたします。
基本となる直線の配管です。これに色々なTS継ぎ手(VU管はVU継ぎ手)を組み合わせて配管を接続します。
配管を90°向きを変えるパーツです。水槽では90°のエルボを多用すると抵抗が増えてポンプの負荷がかかるのでなるべくは使わない方が良いです。
配管のサイズを変える便利品。ですが、径が細くなるとそれだけ流量が下がりますので、やむを得ずの場合以外は使用しないのが吉。また使用するときはなるべく直前まで大きい方の径で設計する。
まだまだたくさんの種類がございますが、続きは値段等も含めてこちらをご覧ください。
HIってなんですか?
塩ビ管は専門店だけでなくホームセンターの管材売り場でも販売されていて、比較的容易に入手しやすい。売り場に行くと気が付きますが、ねずみ色ぽい塩ビ管とHIと呼ばれる黒っぽい塩ビ管とが販売されています。これはねずみ色の方が「硬質塩化ビニル管」黒い方が耐衝撃性硬質塩化ビニル管と呼ばれ黒い方はHIと呼ぶことが多いです。違いは耐衝撃性が強いだけ(外見で区別する為に色は変えてある)です。水槽での配管の場合は、間に耐圧ホース等を使うことが多いので、特にどちらを使用してもかまいませんが、接着剤等が専用の物を使用すると表記されているので、どちらかで統一した方が良いと思います。
意外と少ない16用品
実際ホームセンター等に買いに行くとわかるのですが、意外と16用の管材の扱いが少ないんです。実は16はJIS K6742(水道用硬質塩化ビニル管)ではなく、実際水道の敷設時も16を使うことはほとんど無いそうです。つまり16はどちらかというと工業用。だから16の部品はちょっと探さないとないいけない時があります。
ソース元:かつて水槽の配管に興味を持ったときにこんな講習会に参加したことがあります。基本は意外と細かなところまで定義が決められています。

記載日:2010年6月29日
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